勉強より部活動の方が将来なんの役に立つのか分からなかったあの頃

今週のお題「部活動」

 

やってませんでした。

 

僕は昔からややひねた子供で、平たく言えば周りと同じようなことをするのが嫌いなタイプでした。周りの努力を鼻で笑うのが好きだったと言っても良いです。だから部活動なんかに一生懸命取り組んでいる同級生を見ると「プロになる訳でもあるまいし、なんでそんなもんに時間つぎ込んでんの?」「どうせ就職したらやらなくなるスポーツが上手くなってなんの役に立つの?」的なことを考えたり時には口にしたりしてました。

 

じゃあ代わりに何してたんだって言うと本読んだりネットしたりと部活動と比べたら建設性のけの字もないようなことです。んなことしながら「こうやって色んな情報や価値観に触れて心を豊かにした方が将来きっと役に立つ」なんて言ってたんだからほんとお笑いっすね。心が豊かな人間は他人の努力を馬鹿にしたりしないっちゅうねん。

 

と、部活動をやってなかった自分を否定するようなことをくどくど述べましたが、実はそういうつもりはありません。やっぱり自宅に帰って速攻PCの電源付けて飯も食わずに深夜までネットサーフィンに明け暮れた日々は無駄ではなかったし間違ってもいなかった。ただ、ちょっとぐらいは他の事をやってみても良かったなぁとは思うってだけで。今運動とかしたくてもできないもんねなかなか。

 

うん、部活動ね。学生時分の僕の周りの部活に入っている友達は部活動に関してはほぼ全員練習が面倒くさいとか人間関係が面倒くさいとか概ねネガティブなことばかり言っていてそんな時僕は必ず「じゃあやめたらええやん」と素で訊いていたのですが、そうすると彼らは困ったような顔をして異口同音に「ううーんでもなぁ辞めるのはなんかちゃうねんなぁ」とか言ってました。多分あの精神が社会で生きる上で大切なものに育つんだろうなぁと今更ながら思います。目先の面倒くささから逃げず何か一つの目標に向かって着々と努力する。立派なことですよまったく

 

 

なげぇよ何行書いてんだよ。今日は勉強ちょっとだけした。バイト後に脳が死んで何も出来なくなる症状をなんとかしないとなぁと思っています。あと記憶力の回復。

 

森見登美子さんの新訳走れメロスの文庫を読んでます。今のところ山月記と藪の中だけ読み終えましたが、このなんとも言えないブン投げ感は純文学っぽい(?)なぁぐらいの感想しか抱けず。次が表題の走れメロスなのでそれに期待?

 

明日は休日。もうちょっと勉強しよう。